hmarika’s diary

死んだままの青春

現実と空想

抜け落ちた時間を空想で埋めていた
法律のない憎しみを解放出来る私利私欲の空想の世界
消えていく現実
慢性化する空想
唐突な焦燥感にリアリティを求め始める生の実感
馴染んでいく手の感触
染み付き鼻腔の奥に焼きついて行く匂い
足りない足りない
無秩序な空想の世界を今度は現実で埋める番が来た
足りない足りない
空っぽだ
苦痛の蟻地獄の中に晒された混乱は本当の俺の望みを許さない